アーティセン、デュアル100GインテリジェントネットワークインターフェースカードSharpSwitch™を発表
デュアル100Gイーサネットインターフェース、100Gスイッチおよびサーバークラスプロセッサの組み合わせにより、フロー制御およびロードバランシング用の外部スイッチが不要になります
東京,日本 - Media OutReach - 2016年8月10日 - アーティセン・エンべデッド・テクノロジーズは、無線、通信、放送およびストリーミングメディアアプリケーションでコストの高い外部ロードバランサを不要にするSharpSwitch™ PCIE-9205 PCI Expressインテリジェントネットワークインターフェースカードを、本日発表しました。この製品にはデュアル100Gイーサネットインターフェースと100Gスイッチを可能にするIntel® Xeon® DシリーズプロセッサとIntel® Ethernetマルチホストコントローラ(コードネームRed Rock Canyon)が搭載されていますので、低電力高密度コンピューティングアプリケーションに最適です。
SharpSwitch™ PCIE-9205
「NFVアプリケーションのペイロード処理に多くのコアを利用できるように、Artesyn SharpSwitch PCIE-9205カードは、Open vSwitchオフロードを使用しています。」と、アーティセン・エンべデッド・テクノロジーズのプラットフォームマーケティングVPのTodd Wyniaは述べました。「たとえばNFVアプリケーションでは、Open vSwitchオフロード中の高速入出力にSharpSwitchカードを使用できるので、ベースバンド処理、IPSec終端処理、音声およびビデオトランスコーディングなどのアプリケーション処理に使用されるシステム内のコンピューティングリソースの割合が非常に高くなります。」
ハードウェアソリューションを強化する仮想スイッチ
ダイナミックワークロードを使う仮想環境には、内部でパケットを転送し、仮想マシンを外部に接続する仮想スイッチが必要です。多くの場合、仮想スイッチはOpen vSwitchによって実装され、物理スイッチで提供する機能をエミュレーションします。しかし仮想スイッチングにはコストがかかります。ある構成では、Open
vSwitchが特定のサーバー上で実行されるVMに入出力するトラフィックスイッチングに、利用可能プロセッサコアの半数を必要としました。
これらの弱点に対応するため、アーティセンは、典型的なアプリケーションの最小要件に重点を置き、Intel® Data Plane Development Kit (DPDK)をベースに、大幅に高速化する仮想スイッチを設計しました。Open vSwitchアクセラレータにSharpSwitch PCIE-9205を使用することで、システム内で利用可能なプロセッササイクルの大多数をペイロードVMに使用できます。
MaxCore™プラットフォーム
SharpSwitch™は、vRAN、mini-CRAN、ビデオトランスコーディング、VoLTE、セキュリティゲートウェイなどのアプリケーション用に、非常に低レイテンシで運用費の安いシステムを構築するため、市販のPCIeカードを活用するアーティセンのMaxCore™
PCIeプラットフォームで機能するように最適化されています。
画像
SharpSwitch™ PCIE-9205
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企業ロゴ
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アーティセン・エンべデッドテクノロジーズについて
アーティセン・エンべデッドテクノロジーズは、通信、コンピューティング、医療、航 空宇宙、工業などの各種業界向け高信頼性電源と組込みコンピューティングソリューシ ョンの設計と製造で世界をリードしている企業です。アーティセンは 40 年以上にわた って、コストパフォーマンスの高い先進なネットワークコンピューティングおよび電力 変換ソリューションを提供し続け、お客様の開発期間短縮やリスク軽減をサポートし、 信頼され続けてきました。アーティセンの本社は米国・アリゾナ州テンピにあり、10 か 所の COE (中核研究拠点)、4 か所のワールドクラスの製造工場、世界各国でのグローバ ルなセールス&サポート拠点などを有し、世界各国で 20,000 人以上の従業員が働いて います。
アーティセン・エンべデッドテクノロジーズ、アーティセンおよびアーティセン・エンべデッドテクノロジ ーズのロゴはアーティセン・エンべデッドテクノロジーズの商標とサービスマークです。他のすべての製品 名およびサービス名は、それぞれの所有者の資産です。 © 2016 アーティセン・エンべデッドテクノロジーズ。
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10 Aug 2016